失業中に技術を得る

失業中に技術を得る

 雇用保険のうち、失業中に給付されるものを「求職者給付」といいますが、それは「基本手当」だけではありません。失業中に、技術を習得し就職を有利に進めるための「技能習得手当」と呼ばれる制度が、この「求職者給付」のなかに含まれています。
 この技能習得手当では、公共職業訓練の受講の経費および、職業訓練を受講した日1日あたり700円の受講手当てと、訓練所までの交通費が支給されます。職業訓練の内容は、金属加工、電気設備、介護、情報処理といったコースを受講することができ、その期間は3ヶ月から1年まであります。専門学校や大学等に委託する形態の訓練が標準3ヶ月であり、各自治体が提供する職業訓練であれば標準6ヶ月~1年の期間が指定されます。
また有料ではありますが、中卒者・高卒者を対象にした学卒者訓練も存在し、こちらは1~2年のコースとなっています。有料とは言え、年間50万にも満たない額ですから、2年生の専門学校に通う額の約半額で、種々の技術を学ぶことができます。
 またこの技術習得手当において職業訓練の受講指示を受けた場合には、基本手当の給付日数を超過した場合でも、訓練が修了するまで、引き続き、受講手当+交通費に加えて、基本手当が受給されることになります。ですから、たとえば給付日数が90日であったとしても、1年間や数ヶ月のコースを受講していれば、90日を過ぎたあとでも、基本手当を継続してもらうことができるので、あせらずに職業訓練と求職活動に集中をすることができます。

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